暇だから、続き書いちゃお
あたしがなんで生徒会にはいったかというと、前回は暇だったからっていうのを書いていたんだけど、実はもう一つ理由があるの
あたしの高校は、卒業先の進路は就職が半分、進学が半分ぐらいの学校だったんだけど、あたしは就職しようとしていたわけ。就職ってなってくると、筆記のお勉強よりも、面接での内容の方が重要になってくるの。その中で、帰宅部のままだと、まぁ都合が悪い、というより話すことがなくなっちゃう。
っていう感じの、よくある内心稼ぎのようなものだったんだけど、生徒会にはいって恩師にあって、人生変わったっていうのは、また別のお話。
して、生徒会に入った訳だけど、生徒会の中にも役職というのが存在していて、
会長⇨副会長⇨部長(例:書記長、会計部長等)⇨次長(例:書記次長、会計次長等)⇨生徒会お試し期間
お試し期間ってのは、生徒会に入ってどの次長をやりたいか、本当に生徒会に入るのか、仮入部てきな期間なんだけど、そこに居る時に事件は起こったの
役職α部長についていた、先輩が干されて、α部長の席に欠員が出たの。当然、欠員が出たα部長の仕事は残っているわけで、α次長がその業務をやることになり、それはそれは大変だったらしい。
てなわけで、そこの欠員が出ている部門のマンパワーを考えて、あたしはそこの部署に入ることになりました。
それからしばらく経って、あたしが生徒会に入ってから半年ほどが経った時、世代交代の生徒会選挙が行われるようになったの。
あたしは、部活の引き継ぎ、世代交代と同じような形だと思っていたんだけど、違ったみたい。あたしの周りの同級生が生徒会を辞めるって言ってんのよ。え?あたし以外みんな辞めちゃうの??あたしのことを生徒会に誘ってくれた副会長のA氏も??
とか困惑していると、前の年にA氏と副会長を争ったB氏が次期生徒会長をやるっていってるのよ。あ〜よかった。続けるの私だけじゃなくて・・・って思っていたら、生徒会顧問がB氏は成績が悪いから会長はさせない。って言い出したのよ。
は〜〜〜??
どうしてくれんの?せっかく会長やってくれるっていうのに・・・
てなわけで、副会長をやっていたA氏は生徒会を辞め、B氏は会長じゃないなら続けるか続けないか曖昧な状態、同級生他2名も生徒会続ける気なし。
・・・・
ちょっと待って?
生徒会長いなくね?
てか、生徒会あたし一人???
って思っていた矢先、生徒会顧問と面談することになったの
生徒会長をやる気はありますか?と聞かれた。あたし生徒会入って半年しか経ってないけど?って内心思いながら、「他の人が生徒会を辞めるならやります。」って答えたのよ
そしたら、一時期は辞めるといっていた、副会長のA氏が会長をやると言ってくれた。あ〜一安心と思っていたら、他の辞めるといっていた、B氏含む3人も辞めずに生徒会を続けてくれるみたい。あたしも希望どおりの役職になれそうで、安心していました。
そしたら、選挙前日事件は起こったの
会長をやると言っていた、A氏が会長を辞退するといいだした。前日の17時のできごとである。周りは帰ろうとする中、あたしは先生に呼び出された。
生徒会長をしないか?
他にやる人がいなかったら生徒会をやると言っていた私に声がかかってしまった。
A氏が最初にやめると言っていた時に腹はくくっていた。
よし!やろう!
そうすると、生徒会顧問、学年主任、担任、あたしの面談が急遽開かれた。
顧問は、あたしさんならできますと、学年主任と担任にアピール。二人はだいぶ戸惑った様子をみせたけど、了承してくれた。
選挙前日いうこともあって、すぐに選挙公約を見直さないといけない。
文を考えないとと生徒会室に戻ったら、現会長が待っていたのだ。あぁ、なんと素晴らしい先輩だ。一緒に考えてくれた文を先生に提出して、明日選挙ポスターになっている。選挙は明日の朝。それまでに演説文を考えねば。とあたしは家に帰って演説文を考えに考えた。
そして選挙当日
あさ起きると少し遅刻しそうになっている。昨日夜更かしして演説文を考えたのだ。そして、通学途中の1時間で演説文を丸暗記。カンペに写す時間もない。Iphoneのメモ機能で書いたのだ。演説中にIphneを見るなんてもってのほか。そう思いながら必死で覚えた。繰り返し繰り返し。たかが3分の演説かもしれない。あたしにとっては、全校生徒の前で話すのは初めてだ。緊張と焦りと何かの液体でスマホが濡れる。
そして学校についた、その足で演説する体育館の舞台裏に移動した。舞台裏についたら、他の生徒会役員が困惑している。それもそのはずだ。昨日まで、A氏が生徒会長をするといっていたのだ。急にあたしが生徒会長をすると言って皆驚いている。B氏の顔は見れなかった。
そして、本番。
手に汗握る中。あたしは、電車で覚えた演説文を口が動かない程度にぶつぶつと呟きながら壇上に座った。
会長の演説が一番最初。ステージ中央に移動もスムーズ、完璧。さぁ、マイクを調節して第一声。。。
ブワァ・・・・・・
全校生徒の前で、頭が真っ白に、、、
夜更かしして考えた演説文は全て飛んでいった。
あぁ、やばい。
何か、話さないと
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「え〜〜〜〜〜、、、、あ〜〜〜〜〜〜、、、、、、〇〇です。生徒会長がんばります」
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